MAGNeT NEW
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2020年11月20日号


世界中がコロナ禍で騒然となった2020年も終わります。
マグネットにとっても大変な1年となりましたが、2021年は私たちにとっても、皆さんにとっても良い1年になると良いですね。
さて今号では、マグネット一行が神奈川県にある湘南モノレールに乗りに行ってきましたので、その様子をレポートです。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。


マグネット年末年始情報

大阪府からの要請に従い、年明け1月11日(月)まで休業いたします。
年末年始はかなり寒くなるようですので、体調管理にはお気を付け下さいね。

2021年もマグネットをよろしくお願い致します。


湘南モノレール搭乗レポート


マグネット一行が神奈川県の鎌倉市と藤沢市を結んで走る、
遊園地のジェットコースターのようだと評判の湘南モノレールに乗りに行ってきた。

現在日本においてリゾートライン等を除くとモノレール営業路線は7路線が走っている。
以前は都市交通機関として積極的に整備されていたが近年は廃線化が進み減少傾向になっているという。

モノレールには大別して2つのタイプがあるそうだ。
マグネットスタッフ達にとっても馴染みの深い大阪モノレールは跨座型と言うレールをまたぐタイプであり、
湘南モノレールは懸垂型と呼ばれる吊り下げ型タイプだ。
懸垂型モノレールは日本においては珍しく、千葉市を走る千葉都市モノレールと湘南モノレールの2路線のみである。

1970年に営業運転を開始し、今年で50周年を迎えた湘南モノレールであるが、地域の足としてだけではなく、
沿線の人気スポットである江ノ島や鎌倉観光の足としても利用されている。
始発の大船から終点の湘南江ノ島までわずか6.6キロ、乗車時間14分の短い路線であるが、モノレールには珍しいトンネルが2か所ある。
又、高低差が40m以上あり、山あり谷ありのコースを走っているのだ。
もっとも急な勾配は74パーミル、これは1000メートル進むと74メートル上がる勾配である。
ちなみに日本の鉄道で一番勾配がきついとされる箱根登山鉄道は80パーミルであるので、いかにすごいかが分かるであろう。
富士急ハイランドにある日本が誇るジェットコースター「高飛車」のファーストドロップの傾斜121度と比べると見劣りするが、
街中を走る公共交通機関としては抜きんでた迫力だ。

一行は大船駅から乗り込み、湘南江ノ島駅へと向かう。
車内には親子連れが多く観光に来ている人達が多かった。
スーと走り出した感覚はまさに遊園地のアトラクションのようだ。
住宅街の中を縫うように右に左に走っていく、結構なジグザグ路線である。
又思っていた以上にアップダウンも激しい。

トンネルが近づく、懸垂式モノレールでトンネルをくぐるのは日本ではここだけであり、世界でも滅多にない光景なのだそうだ。
下に軌道がない為、トンネルをくぐっていく時の浮遊感がものすごい。

クライマックスは湘南深沢駅から西鎌倉駅へ向かう途中にある鎌倉山トンネルだ。
急勾配を下りながらトンネルに突入し、さらに加速していくと最高時速は75キロにまで達する。
これは確かにジェットコースターだ。
一行だけではなく、観光客と思しき乗客達からも感嘆の声が上がっていた。

終点が近づくと片倉山トンネルが見えてくる。
そこを抜けると地上5階の高さにある湘南江ノ島駅だ。
地を這うようにトンネルの中を進んでいたら、いきなり天空に投げ出されたような風景が飛び込んでくる様は遊園地のアトラクションとまるで変わらない。

確かに湘南モノレールはジェットコースターと呼ばれても不思議はない乗物だと納得した面々であった。



(マグネット的)実に面白い・・・   No.132


今回は湘南江ノ島にちなんで湘南サウンドを特集です。

題して、“マグネット的 湘南サウンド考”です、はじまります・・・。

湘南サウンドとは1960年代以降、神奈川県湘南地方(主に江ノ島のある藤沢や茅ヶ崎)の若者を中心に発表された、
海やサーフィン等をテーマとしたロックやフォーク、ポップスを指します。

1960年代、カリフォルニアなどの西海岸で「ザ・ビーチ・ボーイズ」を代表とするサーフミュージックが人気を集めました。
又、藤沢市の鵠沼海岸でサーフィンが流行し始めたのもこの時期であり、この辺りから湘南サウンドが産声を上げたようです。

日本では1961年に加山雄三さん主演の「若大将」シリーズが始まり、加山さんの住んでいた茅ヶ崎にも注目が集まりました。
シリーズ中においても人気の高い「エレキの若大将」(1965年)の挿入歌である「夜空の星」はノリの良い楽曲で
加山さんの代表曲ともなっています。

1966年11月に茅ヶ崎に住む故加瀬邦彦さんらが湘南サウンドを代表するバンド「ザ・ワイルドワンズ」を結成しデビューします。
デビュー曲となった「想い出の渚」は100万枚以上をセールする大ヒット曲となりました。

1969年には茅ヶ崎出身の兄弟フォークデュオ「ブレッド&バター」がデビューします。
鈴木茂さん、細野晴臣さん、松任谷正隆さん、林立夫さん等からなる「キャラメルママ」や小原礼さん(サディスティック・ミカ・バンド)等とも親交が深く、代表曲でもある「ピンク・シャドウ」は山下達郎さんがカバーした事でも有名です。

1978年には、やはり茅ヶ崎出身である桑田佳祐さんが率いる「サザンオールスターズ」が「勝手にシンドバッド」でデビューします。
上記の「加山雄三」「ブレッド&バター」そして「サザンオールスターズ」を総じて湘南サウンド御三家と呼ぶそうです。

1985年に「TUBE」がデビューします、メンバーに湘南出身者は居ませんが、江ノ島や鵠沼を舞台とした曲を多く発表しており湘南サウンドとして認知されています。

湘南を舞台とした楽曲を最後に紹介しましょう。

石川秀美さんの「ゆ・れ・て湘南」 
荻野目洋子さんの「湘南ハートブレイク」
南佳孝さんの「スローなブギにしてくれ」
湘南乃風の「睡蓮花」
松任谷由実さんの「DESTINY」

他にも数多くのアーティストが湘南をテーマにした楽曲を発表しています。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!


マグネットのこれ、オススメ!  No.92

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

「サイモンエア」です。
自分の記憶力にチャレンジする室内型ゲーム機になります。
光った色の順番と音を記憶して後に続いて手をかざしてゲームを進行していくのですが、タッチフリーテクノロジーにより、
本体に直接触れる事無く遊べます。
一つづつ増えていく色の順番を覚えていく初心者モード、プレイヤーがひたすら高得点を目指すシングルモード、
そして二人が協力して遊ぶダブルスモードの3つのモードがあります。
集中力と記憶力を必要とするゲームですので子供用としてだけではなく、高齢者のボケ防止としても効果が期待できるそうです。
お正月に皆で楽しむには良いのではないでしょうか。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第157回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。、
157回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、「江の島ハルミ」さんです。
江ノ島にある1927年創業の老舗食堂。
今回いただいたのはこちらのお店が発祥の江ノ島名物、江の島丼(1300円)です。
島内の多くの食堂が江の島丼を提供していますが、こちらでは生サザエと釜揚げしらすを卵でとじ、
刻み海苔をトッピングしています。
江ノ島の名産品としてはしらすが有名ですが、江戸時代はサザエが名物だったそうで、この組合せが生まれたようです。
丸ごと1個使用したサザエの食感と、とろとろの半熟卵、しらすの旨味、そして自家製のダシが効いていて、
とても美味しかったです。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 江の島ハルミ
     住所     神奈川県藤沢市江の島2−1−12
     TEL     0466−22−3629
     情報     営業時間  11:00〜18:00  定休日 金曜日(7、8月は無休)

                   
藤村典子的



私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第200回は健太やります!から「井口健太」です。
湘南が舞台の漫画といえば「SLAM DUNK」が有名ですが、高校バレーボール漫画の傑作として名高い「健太やります!」の舞台も湘南でした。


のつくだに 藤村典子的エッセイ (第216回)

今年は散々な1年となりましたね。
でも未来は明るい!
2021年は絶対に良い年にしましょう!


         典子


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