MAGNeT NEWS 2018年3月20日号


ようやく春がやってきましたね。
今年は大寒波が日本列島を襲いましたので、余計に春が待ち遠しかったです。
さて今号は、マグネットスタッフが早春の奈良へ行ってきましたので、その様子をレポートします。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けします。
お楽しみ下さいね。


早春の奈良探索レポート


マグネットスタッフ一行が早春の奈良へと足を伸ばしてきた。
今年は冬の寒さが厳しかった事もあり、多くの人が春を見つけに奈良へと訪れていたようだ。

マグネット一行にとっても奈良は度々訪れている地である。
今回も新たな発見を期待して車を走らせた。

まずは名阪国道を東へ向かい、名阪国道小倉インターを目指す。
小倉インターを下りた一行はやまなみロードに入る。
やまなみロードとは奥宇陀広域農道の別称で、豊かな森の中を快走出来る人気のドライブコースである。
最初の目的地は室生龍穴神社だ。

大自然の中を気持ち良さげに走っていくロータスエリーゼとミニクーペ。

しばし山間の道を走り、室生龍穴神社へと至った。
室生龍穴神社は水を司る龍神を祀る神社で、創建年代は不明であるが8世紀、皇太子であった桓武天皇の病気平癒を願い祈祷が行われたとの記録があり、
これが本殿の更に山奥にある「吉祥龍穴」であり、無事病気が完治した事から勅命により創建されたのが室生寺である。
室生寺はあとから誕生した可能性が高いといわれており、実際室生龍穴神社では平安時代頃まで盛んに雨乞い神事が催されていたほど社格が高く、
室生寺はそれを守る神宮寺であったそうだ。
鳥居の両脇、さらに境内のいたるところに杉の巨木が立ち並び、ここが神聖な場所である事を窺わせている。
このパワースポットで小休止した後、次は東吉野へと向かう一行。

東吉野への道中において伊勢街道へと至る。
ここで道路脇に建てられたニホンオオカミのブロンズ像が目に入ってきた。
明治38年、東吉野村において捕らえられた日本最後のニホンオオカミをモデルとしたブロンズ像なのだそうだ.

山間部を走ってきた一行は吉野の山中にある焼肉屋で遅めのランチをとった。
以前「藤村典子のごちそうさMAG!」においても紹介した田舎の隠れ家的焼肉店馬酔木である。
コストパフォーマンスの良い美味しい焼肉を堪能し、今度は奈良ニュルの始点でもある
湖畔の里つきがせを目指して走り出す。

湖畔の里つきがせ界隈は、名勝月ヶ瀬梅林としてもよく知られている梅の景勝地である。
「白髭の梅」と呼ばれる梅の古木が一行を出迎えてくれた。
樹齢約400〜500年と推定される古木にも春は訪れており、白い梅の花が咲き誇っていた。
早春の奈良をたっぷりと堪能したマグネット一行であった。




(マグネット的)実に面白い・・・   No.102


東吉野に建立されているニホンオオカミのブロンズ像。
これを見て思うのは絶滅していった動物への哀愁か、又は、山の神として信仰されたものへの想いか・・・。

そこで今回はニホンオオカミについて色々調べてみました。

題して、“マグネット的 ニホンオオカミ考だオォ〜ン!”です、はじまります・・・。

ニホンオオカミとは日本の本州、四国、九州にかつて生息していたオオカミです。
サイズ的にはコヨーテに近く、体長95〜114センチメートル、尾長約30センチメートル、肩高約55センチメートル、体重推定15キログラムが定説となってます(剥製より)。

1905年(明治38年)1月23日に、奈良県吉野郡小川村鷲家口(現:東吉野村鷲家口)で捕獲された若いオス(後に標本となり現存しています)
が確実な最後の生息情報とされています。
これを記念して建立されたのが上述のニホンオオカミのブロンズ像です。
ちなみにこのニホンオオカミの剥製は大英博物館に保存されています。

ニホンオオカミの骨からDNAが取りだされて調査された結果、「ニホンオオカミは限られた遺伝子集団であり、
日本列島で孤立化した種」であると、2009年度の日本動物学会誌11月号に発表されています。

奥多摩の武蔵御嶽神社や秩父の三峯神社を中心とする中部・関東山間部など日本では魔除けや憑き物落とし、
獣害除けなどの霊験をもつ狼信仰が存在しています。
各地の神社に祀られている大口真神(おおくちのまがみ、おおぐちまかみ)はニホンオオカミが神格化したものです。

絶滅したとされるニホンオオカミですが、いまだに生存しているのではないかという説もあります。
近年では1996年にニホンオオカミに酷似した動物が秩父山系で撮影され、
九州中部の山地でも2000年に秩父と同様の事例があったそうです。
生存していれば世紀の大発見ですね!

最後にニホンオオカミに題材を取った漫画をご紹介します。
手塚治虫先生の短編「ロロの旅路」です。
1973年14号の週刊少年ジャンプに発表された短編で、愛読者賞チャレンジ作品として掲載されました。
手塚治虫先生には他にも狼に変身するトッペイが主人公の「バンパイヤ」という作品があります。
「バンパイヤ」は1968年にドラマ化されており、その際主人公のトッペイを演じたのが若き頃の水谷豊さんでした。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!



マグネットのこれ、オススメ!  No.64

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

「車載ハンドルスマホホルダー」です。
スマホをカーナビ代わりに使用している人もけっこういるようですが、そんな方にもお薦めの商品になります。
安全なシリコン素材のゴムをしっかりとハンドルに巻きつけて固定させるというアイデアグッズです。
値段も安く、ネット通販を使用すれば150円前後から購入出来るのもうれしいですね。
視線をほぼ変える事無くスマホに目をやれるのも良いです。
取り付け、取り外しも簡単ですよ。
ハンドル以外の所に付けて使用するのも一手ですね。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第128回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
128回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、岡山にあるぶたかば焼専門店の「かばくろ 総本店」さんです。
豚肉を炭火で焼き、鰻の蒲焼のタレをつけてまた焼く…。
それをあつあつご飯の上にのせて食べるのですが、元々は割烹料理店のまかない料理だったそうです。
今回は亀セット(1300円)をいただいてきました。
この亀セット、ぶたかば重(2枚のせ)とミニカレーたんたん麺、小鉢、お漬物がセットとなっていてお得です。
ばたかば重は、うなぎのタレ(正確にはぶたのタレになるのでしょうね)が程よく甘く、
ごはんにもよく合っていてとても美味しかったです。
小鉢に入っていた厚焼き玉子と一緒に食べれば、卯まき風でも楽しめます。
又こちらのお店の敷地内には車のレストア屋さんがあり、往年の名車等を見る事も出来ます。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 かばくろ 総本店
     住所     岡山県岡山市北区御津野々口189−1
     TEL     0867−24−5896
     情報     営業時間  11:00〜21:00  定休日 無休


                   
藤村典子的



私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第175回は黄桜のキャラクターから「カッパ」です。
花より団子とはよく言いますが、マナーは守りましょうね!


のつくだに 藤村典子的エッセイ (第188回)

ようやく暖かな日々が訪れましたね。
今年は春がやってこないのではないかと
心配していましたよ(笑)
桜も咲いたし、いよいよアウトドアのシーズンです!

         典子


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