MAGNeT NEWS 号外2003年1月16日号外号

新年早々、マグネットにおいて新しいプロジェクトが始動している事が判明しました!

今回はその新プロジェクトの正体を追ってみたいと思います。

マグネット新プロジェクト「PV」完全レポート!!!

PV」果たして何の事なのかさっぱりわからない・・・。
毎年、新機軸を打ち出してくるマグネットにおいて、新しいプロジェクトが動き出したらしい。
我々取材班がつかんだ情報は「PV」というたった2文字のアルファベットと、それがかなり大がかりなものであるらしいという事のみ。
マグネット周辺を丹念に探ってみたが箝口令がひかれているらしく誰もが口を固く閉ざしてしまっている。
万策尽きた我々取材班は思い切って、マグネット最高責任者である成子ママに突撃取材を敢行してみた!

これが功を奏したのか成子ママから「PV」に関する詳細な情報を手に入れる事が出来、又取材の許可を取り付ける事にも成功したのだ!

1月12日にパスポートを持って、関空に来る様に言われた我々取材班は関空で成子ママ達が現れるのを待つことにした。

どこへ行こうというのか?そんな疑問を抱いている我々の前に現れたのは成子ママを筆頭に静菜ちゃん、典子ちゃんの3人娘!
どこへ行くにしても仲良しのこの3人!今回は何があるというのだろうか?

成子ママからチケットを渡され、行き先を見る。グアム!グアムに何があるというのか?我々の想像を絶する何かがそこにはあるらしい・・・。

飛行機内においてもまだ、成子ママから詳しいことは何も語られない。
飛行機の窓から外を眺めて、ただ一言「空か・・・」

私達はこの時まだ、この言葉に、今から語られようとしている物事の多くの本質が隠されているとは思いもしなかったのです。
グアムに着いて、成子ママから「PV」について少しずつ語られはじめた時は、後で驚愕の声をあげるハメになるとは思いもしませんでした。
そして全貌がはじめて見えたとき、私達は驚きの声を上げることしかできなかったのです。

正体

成子ママから聞いた「PV]の正体?!

それは・・・マグネットも4周年を無事迎え、何かエンターテイメントが欲しい、したいという話が出てきた事がきっかけだったそうです。
しかしマグネットはショーパブとは違います。スタッフの誰もがが踊れる訳でも、歌える訳でもありません。そんな時に出てきたアイデアが「PV」だったそうです。

「PV」つまりは「プロモーションビデオ」それが「PV」の正体だったのです!!!

マグネットの誇る、映像そして音響システム。これらを使えば、プロモーションビデオを流した時でも、ライブ感満点のエンターテイメントが提供出来ると判断したそうです。

そう、その瞬間から「PV」はスタートしたと成子ママは語ってくれました。

「PV」製作は決まったものの、問題はその内容。
ありきたりな物は作れない。そんな想いが、誰もが考えつかなかった映像を生み出すきっかけとなったのです。
意外な映像・・・いや意外という言葉は適切な表現ではないのかもしれません。

しかし我々取材班が知る限り、今回のマグネットが作り上げようとしている「PV」と類似したものを作ったという話は聞いたことがありません。あれだけ大がかりな事をやってまおうとするお店など、ある訳がないのでしょう!
誰が考えたのかは我々の知る由も無いのですが、「お見事!!」この一言に尽きるでしょう。

舞台

「PV」の舞台を探すのが又一苦労でした。ありきたりでない物を探しつづける努力!これが実を結び、ひとつの作品が生まれようとしているのです。

そう、そして、その撮影の為もあり、今回グアムへ行くこととなったのです。
今回舞台に選ばれたのは・・・「空」、そう「空」です。「空」とその周辺にも目を配らせたそうです。
しかしただ「空」というだけでは、面白みに欠けてしまう。何か他にないか?その時出てきたのが、今回の目玉になったとの事でした!

成子ママの頭の中にあった今回の目玉!それは何と恐怖のスカイダイビング!!!

スカイダイビング中の様子は最高の素材となる!しかもロケーション最高のグアムで!!!
しかしスカイダイビングは、そうそう容易い事ではありません。日本からも何度も現地へ問い合わせ、なんとか撮影できるようになったのでした。

飛翔

さて撮影当日。早朝に降ったスコールも綺麗に晴れ上がり、真夏の太陽が照りつける、最高の日です。
空港近くの事務所では、マグネットの三人は、何項目もあるやたらと難しい契約書に目を通しています。そうそれほどまでにスカイダイビングは危ないスポーツなのです。
ここで撮影の為の高度を打ち合わせます。当初の予定では2400mからのダイブだったのですが、少しでも高い所からの撮影がしたいとのことから、高度を上げる事が検討されました。これには飛ぶメンバーの総意が必要です。しばらくの打ち合わせのあと、一気に1000m以上高くして3600mもの高さからダイブすることとなりました。静菜ちゃんはすこし顔が引きつっています。

ダイブする際の衣装についても交渉し、通常は青いジャンプスーツを着て飛ぶところを、撮影映えのするように、このスーツを着ないで飛ぶことにしたのです。風圧をもろに受けるため、飛ぶ方も大変です。

さて別室では撮影スタッフやタンデムマスターたちが、準備をしています。リラックスした雰囲気の中にこれからの大仕事に対する少しの緊張感がみられます。
やりなおしのできない撮影だけにカメラマンも準備に余念がありません。

そこへ三人が準備をすませ部屋に入ってきました。
さすがマグネットの三人娘がそろうとその場が華やぎます。

タンデムマスターとカメラマンとマグスタッフの顔合わせいい感じです。そう今回の撮影の為に、一人に二人のスタッフが必要なのです。

ここで、タンデムマスターとくっつけるための器具を装着し、レクチャーを受けるといよいよ出発!
静菜ちゃんにはちょっと小さいかも
簡単なレクチャーを受けた三人はそれぞれ飛行機に乗り込みます。笑顔がそれとなく引きつってきているようです。
でもそこはマグの三人。カメラを向けると、しっかりポーズ。
パイロットの合図とともに、飛行機が動きはじめいよいよ離陸開始。3人を乗せた飛行機が、地面からゆっくりと離れていきます。
そして、少しずつ高度を上げていくと、扉のないドアから見えるグアムの町並みが少しづつ小さくなっていきます。
ぐるっうとグアムの島の上から海上に回り込んだころには、もう飛行機は雲の上にでています。

そのころの三人はというと・・・徐々に緊張が高まっているのでしょうか?なんとなく落ち着きがなくなってきています。
グアムの島全体が眼下に見渡せるようになったころ、マグの三人はタンデムマスターと一体化され、降下準備が整いました。



高度およそ3600mに達し飛行機が富士山の高さを越したとき、降下開始の合図です。
さて、一番に降りるのは典子ちゃん。一番最初はやっぱりどきどきもの。と考えてる暇はないよーーーー。典子ちゃん専用のカメラマンと一緒に飛び出していきました。
次に飛び降りたのは成子ママ。さすがバンジージャンプを背面で飛び出せるだけあって、余裕ありありで飛び出していきます。
最後に飛び降りたのは静菜ちゃん。実は高所恐怖性。タンデムマスターに抱きかかえられ、いまにも泣きそうな顔なのかと思えば、結構余裕綽綽。カメラに向かってナイスなポーズで降下スタートぉぉぉ!
そしてそれぞれのフリーフォールが始まりました。
カメラマンに向かってポーズの予定でしたが、やはり余裕のママだけがいろんなポーズができていました。
後で聞いたところによると、この時は落ちているというより、空を飛んでいるって感覚、まるで鳥になっているような感覚だそうです。あの高所恐怖症の静菜ちゃんでさえも、恐怖を全く感じなかったようです。

でもさすがに時速200kmのスピードでの撮影は大変。うまく撮影できてるかな?

そしてフリーフォール状態での撮影が終了し、パラシュートが開き、カメラマンと離れていきます。

その後は、パラシュートでゆっくりと降下しながら、グアムの自然を眺めます。ゴーグルも外し、気分はお空の散歩。でも成子ママだけは違ってまるでレールのないジェットコースターのようだったのこと。

そして、典子ちゃん、成子ママ、静菜ちゃんと地上に舞い戻ってきました。今のご気分は?との質問を3人にしてみると
典子ちゃん 「もうあっという間でした」
成子ママ 「きっもちいい さいこー」
静菜ちゃん 「もう一回やりたーい」
とのことでした。
この大迫力をさすがに言葉で伝えることはできません。
これはやっぱり出来上がったビデオをみて、ぜひ皆さんもこの迫力を感じてくださいね。





今回のマグネットスタッフグアム旅行中のおもしろエピソードベスト10(ガンシューティングやヤシガニとの格闘等々)を集めたマグネットニュース1月号は1月20日発行予定!

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