MAGNeT NEWS 2001年9月16日号

今号はこの夏をマグネットの3人が振り返っての秋のスペシャル号!!!
たっぷりとお楽しみ下さい。                           

お知らせ!!!

F1マグネット!!!
好評をいただいているF1マグネット!!
この度、21世紀最初のワールドチャンピオンにシューマッハが、コンストラクターズチャンピオンにフェラーリが輝いた、今シーズンですが、F1マグネットはやりますよ!!!今月は2日にスパで行われるベルギーGP、16日のモンツァでのイタリアGP、そして第16戦、インディアナポリスで行われるアメリカGPが予定されています。F1大好きな人はこの日マグネットの大画面でF1グランプリを見ませんか、お待ちしています!!!

 
シネマグ!!!
マグネット一押しのこの企画!!!詳しくは店内に掲示してありますよ!!
よろしくね!!!

成子の夏休み

幕戸 成子の「全国遊園地行脚2001」

  東京ディズニーシーの巻

やってきましたぁ!東京ディズニーシー!! 前日MAGNETを終わってから夜行寝台列車に揺られて早朝到着(汗) 開園前からしっかり並んで、開門と同時に「ダァーーシュ」よぉ〜

園内は大人の雰囲気で、坂や階段が多いですよー!その辺が「魔法の王国ディズニーランド」との一番の違いかしら??

お天気良すぎて日焼けがしんぱーい(汗) なを正式オ−プンは9月4日からですよーおまちがえのないようにねって事でオープン前の東京ディズニーシー写真でちょっぴり情報ですよー♪

所は戻って東京ディズニーシーにはいくつかの名物(?)があるそうです。なかでもポップコーンの種類は群をぬいていていろんなポップコーンがあります。

これはなかでも「一押し」のその名も「カプチーノポップコーン」です!これはお約束ですよねー(爆)

園内の何処かにありますよー♪もし行かれる方はぜひさがして食べてみてくださいねー!!ヒントは秘密基地の床下です(笑)

園内にはおおきなラグーンがあります。いろんなショーはこのラグーンで行われるのよ−今見えてるところで四分の一って所かしら?とにかく広い園内で一番人気のアトラクション「インディージョーンズアドベンチャー」はそのもっも奥にあります。

入園してそこまで走りきれる人はマズいませんねー(汗)坂あり階段ありの、まるで障害物競争&迷路(?)ですよー(笑)

ちなみにラグーン前の山側に列があったらそれは海底20000マイルの列ですよー!乗り場はなんとそこから山をくぐって反対側の地下なんです(汗)園内は「これは何の列?」って言うのが結構ありますよー係員捕まえて構わず聞きましょう(笑)

これがその「インデージョーンズアドベンチャー」のエントランスです。競争率は高く通常で2時間待ちは当たり前みたいですよー(涙)

でもNARUKOはそれでもならんでキチンと時間を計りましたが、2時間待ちの表示で実際は1時間(見終わって出てくるまで)でしたよ♪

ショーの最中は空くのでショーを捨てて見るのも手ですね♪ファストパスって言う「横はいり券」を入手すれば並ばずに見れますがその券をもらうのに約40分くらい並ばないと・・・(汗)

二番人気はやはりこれ!「センターオブTHEアース」でしょうねー地底探検のアトラクションで中央の火山の下にあります。これはNARUKO的お勧めよ♪特に後半は特筆もので、いままで乗ったどのアトラクションにも「無い」パターンの終わり方をするのよー(笑)

このアトラクも「ファストパス」がありますよー!インディーよりも入手し易いです♪入園したらこのパスを取って奥のインディーに並ぶパターンの人が多いですから、パスを取ったらそのまま一度乗ると(パスを使わずに乗る)後で並ばずに叉のれますよー♪

  富士急ハイランドの巻

みなさん!お元気ですかぁ〜♪
今回の遊園地は富士山のお膝元、原生林生い茂る樹海も程近い「富士急ハイランド」です。

なつの日差し一杯の園内に入ったのは、開園時間(夏時間/祝日は午前8時)を約1時間もすぎた午前9時数分・・・富士急ハイランドの駐車場までは車でおくってもらいましが、これはホテル側なんです。本当の駐車場は少し離れた所にあって、毎度毎度の「一台ずつお金を徴収」なのでこの位の時間ならもう行列ができてます。さてさて入り口(正面)はお土産屋さんの奥って感じで、ここを通らないと行けない様作りに成っています。普通は園内にお土産ものなんかがあるんだけどここは外、しかも入り口のぎょうぎょうしい「看板」もゲートもなく、その昔、高原の小さな遊園地から大型遊具をいれてがんばってきた時代を感じる所も・・・入場券はこのお店の店先でここだけ「遊園地」って感じ・・・コインロッカーもありますが数は凄くすくなくて20ケくらいかしら??こんなんで足りてるのか不安な所も・・・手前の建物はボーリング場です。入り口兼お土産物センターの直ぐ横は「最新のゲーム機」が入ってるって言うゲーセンなんですが、これまたタイムマシンのごとくよく残ってたなぁ・・・・って年代物ばかりなんです。おまけによーーく見るとココは体育館の後でステージや2階の観覧席はそのまま残っています。 壁には体育館特有の「東」とか「南」とかの壁紙が・・(笑)  

さて、外に出てその目の前が入り口ゲートなんですが殆どデパートの屋上遊園地の乗り(?)です。
ここが表玄関だと言う事になってるけど本当??って感じです。
案外裏口の方が良かったりしますねー(裏口は駅の前に作られているのでそれなりかも?)入場券を見せるとそのまま入れますが、入り口横にある「写真付きワンデーパスポート」の機械にその券を入れるとプリクラの要領で自分の写真付きの一日乗り放題券が出来ます!(並んでるし機械が少ないので時間が掛かります)入る時よりも、帰る時に記念に発券してもいいかもよー!
園内に入るとゴーカートや子供列車とうのお約束物が目にはいります。全体にそんなに大きくなくフラットな感じの園内ですが、入り口近くにある「FUJIYAMA」だけは別格です!
元、世界最大級のキャメルバック型ローラーコースターで最高速135km全長は約2km最高落差は70mと当時はギネス4冠の大型コースターでした。(しかーーし今は三重県長島スパ−ランドのスチールドラゴン2000にぜぇー−−−ンぶ塗りかえられて無冠です。)
開園1時間でしたがこれの待ち時間は既に一時間30分!炎天下に凄い行列です(汗)
実際に乗るととっても良いコースターなのですが、うらを返せば「これしかない」とも言えます。
現在スチールドラゴン2000に破られた最高速のギネス記録を取り戻すべく、富士急では新型コースター「ドドンパ」を建造中ですが、園内遊具の相次ぐ不祥事の為工期が大幅におくれ、とうとう2001年の夏/秋のレジャーシーズンには間に合わないって事になってしましました。(汗)    近年の富士急の目玉アトラクションだった
人がスーパーマンの様に乗りこんで疾走する「バードマン」が人身事故を起した事は記憶に新しいって思います。
現在このバードマンはフェンスで囲まれ中の様子も見えませんが、復旧の見通しはまったく無いそうです。(今だ原因が究明されてないって言う話です)
ちなみに、このドドンパってコースター、コースレイアウトは大したことなく「直線重視」ですがなんとFUJIYAMAの135km
スチールドラゴンの153kmを寄せ付けない173kmも出るそうです!(もちろんギネス記録)
名前もばかばかしいけど、173kmで疾走するとは・・・コースの後半には垂直上昇垂直落下が有り、これが唯一のアップダウンって事になります。横目にドドンパを見ながらみなさんFUJIYAMAに並んでいるのねぇ。(笑)

園内にはその昔「恐竜コースター」って言って、当時の国内ではもちろん一番の「最高速」を出す。ふるーーいコースターが有りましたが、流石に今はもう跡形もなくなっています。 未だに富士急ハイランドを紹介する雑誌の写真には写っている「ムーンライトスクランブル」も、なんと!姿を消しました(!)まだまだ現役でやれるコースターで、赤い軌道が2本、天を指したようなコースターで、前進・後進で2回転ひねりをするタイプでした。
跡地は巨大な駐車場(のようなもの)になっていました。フェンスでしきられていたけど、新型コースターの資金の為に何処かへ売ってしまったのかなぁ・・・
園内奥手には、それよりももっと古い「ダブルループコースター」もあり、不思議な事にこちらは未だに「現役」で稼動しています。チェーン巻き上げではなくワイヤーで引っ張り上げるタイプのえらい古いコースターなんですよー(笑)
その隣には「グレートザブーン」 大型の船が軌道の上から水面に落ちてきて「ザブゥーーン!」って全員濡れる「アレ」です(笑)
普通の急流滑りもありますが、凄い行列!  ここはトップシーズンだと言うのに、お客さんの「さばきかた」がとても悪く、般機の数も少ないのよー。だからどんな乗り物も40分とか直ぐに掛かかる様になります。どうにかならないのかしら?
関西の遊園地はその点は「優秀」ねー何処にいっても「見ていてイライラする」事は少ないですよー(笑)それに比べると・・・でも、その辺が遊園地の限界ですねー・・ディズニーランドと比べるのがそもそも間違いかも!?

小さい子供用に園内中央部に「機関車トーマスランド」がオープンしました。
子供専用のスペースですが小さな遊園地が園内にあるって言う感じです。小さい子供でも乗れる遊具を多く配置してお父さんお母さんで溢れていました。子供はお腹一杯あそべますから、大阪のエキスポランド内の「アンパンマンランド」しかり「幼児〜小学校低学年専用」は今後の遊園地のトレンドになるかもね。

ここの面白いところで園内中央に古ぼけた大きな「病院」が建っています(本当に大きな建造物)
その昔はこれがこの「レジャーランド」のHOTELだった事は容易に想像がつくのですが、何せ年代物ですから見るからに「お化け屋敷」状態です(笑)
そこで・・・・って訳かどうかは不明ですが(笑)この建物全部丸ごとつかって「お化け屋敷」なんです!
数人のグループでこの「呪われた病院」から脱出するアトラクションなんですよー(ココは病院って事になってます。看板は「慈急総合病院」って書いてありました)本当に「古い建物」だけにスケールと雰囲気は抜群!!閉園後の肝試しツアーも有るそうですよ♪

あと、園内には「ガンダムTHEライド」なるものもありますよー ファンには答えられない空間でしょうねー
乗ると大した事はないのですが、何せ「マニア」の方は大喜びかなぁ・・(笑)
同じ建物の中にガンダム用品専門店もありますよー ココにしか無い「グッツ」も多数あります♪
そう言えば園内には「ジオン軍」や「連邦軍」の旗が沢山はためいてたなぁ・・・・

そうこうしてるうちに一日は終わります。
今回は静岡を目指してここから特急バスを使いましたが、このターミナルも入り口から直ぐの所で便利でした。  高原なので夕方はとてもさわやかですよ♪ ベンチですわってると気持ちいいですよー
あたしが関西在住の為か「関東の遊園地」って感じはぬぐえなかったけど、サービスは絶対に関西の方が上ですねー
変にディズニーの真似してる所もあったけど、何か違うって感じだなぁ・・がんばってはいるんでしょうが・・・
「目玉商品一極主義!」的な遊園地って感じでした。

さてさて、「幕戸 成子の全国遊園地行脚」いかがでしたかぁ?
好評の「知られざるマイナー遊園地の旅」の情報もおまちしてますね♪


静菜の夏休み

長島温泉スパーランド

さて、残暑厳しい中、皆さんの今年の夏休みはどうだったでしょうか?マグネットのスタッフ達は熱さにも負けず、あちこちの行楽地へ遊びに行ってきました。

その第一弾として成子ママとわたくし静菜で行ってきたのが、「長島温泉スパーランド」おぅぉおぅぉ。そう、春は卒業旅行、夏はプールのCMで有名なところです。今も連日水着のおねーちゃんがCMしてますよね。

私たちがこの長島へ行ったのが、夏休み直前の7/8でした。土曜の長時間労働の疲れで、12時過ぎまで寝ていた私の携帯がなりました。だれからかと思いきや成子ママからでした。寝ぼけ眼で「なんか夕べ変なことしたかなー???」とこわごわ電話を取ってみると、「しーちゃん、長島いかないーーーー!」とのお誘いでした。「えっー今からぁ」行ったらすぐ閉園じゃーんと思いながらママは「夏休み前だしプールもオープンしてないから大丈夫だよ」ともう行く気まんまん。そこでメークもそこそこに急いで準備して、ママの「カプチー君」に迎えにきてもらいます。

名阪道はひた走り、スパーランドへついたのは、午後3時でした。もう遊び終わって帰ってくる人もいらっしゃいます。しっかーーーーし。ママの予想通り、なんと園内はがらすき。これが混雑で有名な長島かと思われるほど、ガラガラなのでした。

そうなったらもう、私たちは、ジェットコースターのりまくりです。まずは「ウルトラツイスター」からスタートです。垂直に上った搬器が横に廻りながら進みます。そしてバックして帰ってくるのです。わたしはこの型は初体験だったので、とても興奮しました。

そして、次は超有名なスパーランドの誇る「ホワイトサイクロン」です。この大型の木製コースターは、怖いというより、爽快感が味わえる逸品でした。城島高原の「ジュピター」よりは好きかも。

次は、「シャトルループ」打ち出し式のコースターなので、いきなり回転、そして逆発進です。最初のGがなかなかすぐれものです。

お次は、「ルービングコースター」なにやら懐かしい感じのする庭園の中を縫うようにコースターが設置してあります。しかももう搬器もぼろぼろ、ループコースターも昔はそれだけで珍しかったのに、いまでは、これではお客を呼べないのかと少し郷愁に駆られました。

もちろん休まず「コークスクリュー」にチャレンジです。これだけ続けさまにのれば、降りた後ふらふらです。

あまりにも乗りっぱなしだったため、ここで、休憩!しかしもう園内は閉園直前。食べ物もほとんど無かったため、しかたなしにハンバーガー一個だけを急いでほおばり「ワイルドマウス」へチャレンジ。これは二人乗りの搬器だけど、落ちそうで怖いのです。またママと乗るとカーブの旅に思いっきり横に体重をかけてくるので、またこれが一層の怖さを引き立てます。

そして本日のメインイベント「スチールドラゴン2000」へのチャレンジです。さすが閉園30分前!この超名物アトラクションもがらがらです。ほぼ一回待ちぐらいで乗れるのです。さてかっこいい青とシルバーの搬器に乗り込みです。こんな超落下するのに安全バーは太ももだけです。そのうえゆるゆる。こんなんでいいのっと思っている間にスタートです。それから長い長い道のりを引っ張り上げられます。右側には点検用の歩くスペース(こんなとこ誰が歩くんだ?)があるためまだ怖くはないのですが、左側はなにも無いため怖い怖い、眼下のほかの乗り物や人がみるみる小さくなっていきます。そして97mの高さから一気に93m落下するのです。怖いかなと思いきやこれがなんと爽快。時速153kmの風が気持ちよく顔にあたります。またゆるゆるの安全バーのため、そのまま立ってしまったほどです。うーんさすが現在世界最高だけのことはあるぅぅぅ。このファーストドロップのあとのセカンドドロップ、コーナー、そして最後のトンネルなど、とっても気持ちいいコースターであることには間違いありません。乗り場へ戻ってきた私たちはすぐさまダッシュしてもう一度のったのでした。更に時間ぎりぎりまで、結局3回も連続してのったのでした。ここで、午後6時閉園の時間です。残念ながら、今回は9連続ジェットコースター制覇までとなったのでした。それにしても日曜の長島スパーランドで9連続って凄くない????

そうして帰路についた私達の前に現れた一枚の看板。「日帰り入浴できます。」の文字。ううううう温泉温泉と疲れた体を休めにたどりついたのが、「なばなの里」というところでした。案内板につられ行ってみたところ、長良川河口堰の近くになんと巨大な駐車場が・・・。入り口まで行ってみてびっくり、なんとここは一つのテーマパークになっていたのです。もちろんジェットコースターなどはありませんが、河や池や庭園、食事どころ、ハーブ園、ビール園、温泉が一体となっていたのです。それに入場料1000円を払うと1000円分のチケットをくれます。つまりこれってただってことじゃーん。このチケットを中で使うことができるのです。スパーランドで遅く迄遊んでしまった私達は、もう温泉に入ることしかできませんでした。温泉は1500円で、1000円のチケットを使えば500円で入湯可能です。もちなにも言わずにピンクの鍵をフロントで受け取りましたよ。
温泉は、これまた豪勢で、でっかい内風呂に加え、露天の打たせ湯、露天風呂が二つ、露天のジャグジー風呂、サウナといれたりつくせりです。久しぶりの温泉を満喫したのでした。
その後、ビール園にも行って見たかったのですか、ラストオーダー終了後とのことで、残念ながらビールにはありつけませんでした。(いかれる方は要注意です)しっかし、うだるような暑さの大阪とは違い、心地よい風が吹いていました。ほんの気休めになった三重への旅なのでした。

MIXツアー in 2001 Summer

さて毎年夏冬恒例のMIXツアー、前回は前職の問題で残念ながら辞退となりましたが、今回はもちろん3人とも参加です。8月5日お店を休んでいってきました。
2001年夏のMIXツアーの行き先は三重県伊勢の二見温泉です。事前の情報では、今までのMIXツアーにはなかったバスでの移動、温泉の前にはビーチが広がっているとのことでした。
さて、いつもよりも少し遅い集合時間の日曜の午後1時半、梅田ロフトで翌日の海水浴グッツを手にいれた私達マグネットの3人は、いつもように少し遅刻して堂山MIXルームに到着です。もちろんもうメンバーはほとんど集まっていました。
そして2時過ぎバスが到着したとのことなので、バスへ移動です。そしてそこでみたものは・・・・バスの横に大きく「天然伊勢二見温泉 明光観光株式会社」と書いてあるマイクロバスだったのです。なんと、宿泊先の若社長?が自ら大阪くんだりまでお出迎えしてくれたのです。これにはさすがにびっくり。こんなことまでしてリッチな旅館なんだなーと感心していました。
行きのバスの中は、それは静かなものでした。今回はじめてのバス旅行ということもあってみんな盛り上がるのかなぁと思っていましたが、さすが堂山で朝まで遊びまわっている連中のこと、みんな昼間はおとなしいものです。料金所で窓に向かって生おっぱいをこすりつけているママを除いては。
大阪から約4時間で伊勢へ到着です。バスは大通りをはなれ、だんだん寂しいところへ向かっていきます。こんなところにホテルがあるのっと思ったところに、「旅館・キャンプ場 明光ヴィラ」と書いた看板が・・・ ええええっっっっなんじゃーーーーってところでした。建物の中に入っても部屋に入ってもびっくり。まるでスキー宿か、修学旅行の大部屋みたいではないですか。畳もぼろぼろだーーー。でもなぜかエアコンとトイレは新しかったのでした。(またこのトイレがすごいのなんの、一応様式なんだけど、人が一人入れるぎりぎりの大きさなんですよ。どうみても後から押し入れを少しつぶして作ったに違いない。だって部屋にトイレの扉があるんですよ−−−)
さていつもだったら、すぐにお風呂に入るんだけど、今回は3人ともパス。一番乗りで宴会場へ駆けつけました。そこに並んでいたのは、さすが伊勢だけに、「イセエビ」や「鯛」のおかしら付き刺身。そして炭火が用意してあり、そこで、大アサリやハマグリにサザエ、イカなどを焼くようになっています。さすがに豪快です。全員がそろったとこで、乾杯!さーーーて食べるぞーーーといきごんだ迄良かったのですが、意外と食べるものがない。炭火で焼くからなかなかすぐには出来ないのです。
廻りもすぐに食べるのに飽きてきます。そうなるとMIXツアー恒例のあばれ宴会のスタートです。今回は昼間は死んでいたはずの、マグネット招待のお客様がおお暴れでした。MIXツアー初のなる某Mママ(成子ママじゃないよ)下半身露出とか、テンコ盛のわさびプレーに、イセエビの頭で即席したペ*スケース(これは翌日の朝味噌汁の具として出されたとか出されなかったとか)。仲居さん(というよりおばあちゃんだな)も参加して大盛り上がりでした。
結局収集のつかないまま、宴会も終わり、しばらく部屋で休憩したあと、私とママは2次会のラウンジ(ちゃんとこんな旅館にもあるのです。レーザーカラオケが 笑)へ行きます。典ちゃんはここでダウン。朝までずうっと寝てました。
ラウンジではすでにみんなカラオケがスタートしています。私たちも中へ入ろうとまずお酒の注文です。ところがカクテルらしきものはあるのですが、そのまま瓶にはいったようなカクテルです。せめてジンジャーエールぐらいおいとけば、いろんなものだってできるのにと思いながら、私は飲む気でウイスキーロックでスタートです。
さてそのラウンジはというと、私はしばらくしておなかがいたくなり(先ほど食べたイセエビのたたりか?)ほとんどトイレにしゃがんでいてトイレからでてきた頃には、一人減り二人減りと盛り下がっていました。結局23時半頃まで、カラオケで盛り上がっていました。

さてその後、ダウンしたママをおいて、私一人で大部屋へ乗り込みます。そこで私は2時過ぎまでUNOをしながら、缶ビールを10本くらい空けてしまい、記憶喪失&二日酔いになったのはいうまでもありません。

2日目は、朝から海水浴です。しっかし、天気がどうもあんまりよくありません。というのも台風がすこしだけ近づいているために、曇っていて、波もかなり高めでした。そのため、ホテルの前では泳ぐことはできず、マイクロバスで近くの海水浴場まで送ってもらうことになりました。(なんてサービスがいいんでしょう)

海水浴場はさすがに人もまばらです。放送では気温26℃、海水の温度24℃といっています。真夏なのに寒い寒い。こんなんじゃ泳げないなぁと思いながら、前日にロフトで買ってきたビーチマットに空気をいれて準備です。やっとの思いで膨らまして、さて海へ突撃です。足を少しつけただけで、全身に寒気が広がります。しかしこれを我慢して、体全体をつけると、不思議と寒くなくってきました。
そうなったらこっちのものです。台風が近くにいる海はとても波が高く、一番高いときで1mぐらいの波がくるのです。もうそれに向かっていくと楽しいこと楽しいこと。童心に帰って3人とも波と戯れていました。けっきょく私たちは2時間ぐらい海からあがることもなく海水浴を楽しんだのでした。
浜辺からの合図で海からあがると少し雨が降ってきているようでした。急いでバスへ乗り込んで出発した同時に雨が激しく降ってきました。なんとか雨にぬれずホテルへ帰り着いた私たちは水着のそのままお風呂に直行です。当然「女風呂」です。あったかいお風呂で体を温めて、マッサージです。もちろん二見温泉ですから、温泉風呂もあります。がしかしこの温泉がひどーーーーい。水がまっ茶色なのです。水道管のさびがそのまま出てるんじゃないのっていう感じでした。そしてそのお風呂からあがった子のお尻にはきれいに茶色とあとがついているではないですか。うーん効能はあるのかなぁ。さびを落とそうにもシャワーは水量が弱くまともに使えないし・・・・・
そんなこんなで、お風呂で砂を落とし、着替えて帰路につきます。もちろん帰りも若社長の運転するマイクロバスです。ホテルの前で仲居さんも含めて写真もとりました。どうもお騒がせでした。ここもまた次から断られてしまうのでしょうかねぇ?
さぁて、変態ご一行様はまずお土産屋さんにつれていかれます。それも帰路とは反対方向へ。そこで3000円以上買った人にはダーツで別のプレゼントがあるんですが、なぜかみんな「乾燥わかめ」をとって帰りました。特にわかめがあたりやすいわけではないのに不思議なものです。
お土産屋さんを後にすると、バスの中は静まり返り、みんな寝ていました。
途中休憩で針の道の駅へ寄りました。ここは7月にできたばかりで、西日本では最大の道の駅だそうです。たくさんのレストランやショップが集まっていて、ただのSAではないですよ。特にお薦めは南館2階にあるイタ飯屋さんです。なんと本物のフェラーリが店内に飾ってあります。(どうやって2階にあげたんだろう・・)その上フェラーリグッズもたくさん売っていて、フェラーリマニアの当店ママは眠気も吹っ飛び喜んでいたのでした。フェラーリファンの方には是非お薦めです。
道の駅を出発したらあとはひたすら、大阪目指して直行!! 夕方には堂山到着でそのまま休む間もなくその日のつらーーい営業をしたのでした。
このように今年もこここ濃いMIX旅行でした。次回この旅行記を読んだ方の参加を是非お待ちいたしておりまーーす。

    
典子の夏休み

ディズニー・オン・アイスの世界へ

8月18日(この日は私の誕生日)に行って参りました。どこへって?
そう、大阪城ホールでございます。
この日、大阪城ホールでは、ウォルト・ディズニーの生誕100周年を記念して制作された、ディズニー・オン・アイス「CENTENIVAL」が催されていたのです。
この日は3回公演が行われたのですが、1回目の午前10:30開演の回を見せてもらいました。席はボックス席!!!こんな席なかなか手に入る物ではありませんよ!!何せ、チケットは良い所から、すぐに完売していくものなのですから。
今回は女神様からのお導きもありこのボックス席のチケットを手に入れたのですが、さすがに、朝早くからの行動は、生活が夜型になっている私にとっては、ちょっとツライです。
ですが、今日ばかりは、そんなこと言ってられません。9時には眠い目をこすりながらも根性で起床し、大阪城ホールへと向かいました。
大阪城ホールには、ディズニー・オン・アイスを見るために訪れた、人、ひと、人。
大阪城ホールのキャパがどれくらい有るのか、私は詳しくは知りませんが、2000〜3000人くらいの人達が居たのではないでしょうか。
しかし、全席指定のため混乱などは、まったくなかったのですが、私の金銭感覚は混乱していました。と言うのもディズニーのオフィシャルグッズの値段の高さにです。
バケツに入ったポップコーンが1300円!!映画館でほぼ同じサイズのポップコーンが売られていますが、これは500円です。
又、ディズニー・オン・アイスのオフィシャルパンフレットが1部、2000円!!!
正直、高い!!!と思いました。静菜ちゃんは、目を白黒させている私の隣で、「ディズニーの商売って、こういう物だよ」と冷静に語ってくれました。
朝から何も食べていないので、おなかが減っているのですが、これでは、ポップコーンさえ買って食べる気になりません。
しかし、ここにも女神様はいたのです。大阪城ホールに入ると、ディズニーのオフィシャルショップに混じって、サンドウィッチやジュースを販売している売店が営業していたのです。ここで、サンドウィッチやジュースを買い、ボックス席へと向かいました。
このボックス席ですが、さすがにボックス席というだけはあります、リンク全体をとても良い角度で見渡せます。この席には、私はもちろんのこと、成子ママ、静菜ちゃんも満足の様子。
さきほど買ってきたサンドウィッチをパクついていると、大阪城ホール内の照明が落ちました、ディズニー・オン・アイス「CENTENIVAL]の開演です。

さて、この「CENTENIVAL」2部13幕構成、観客の大半がチビッコという事を配慮しての舞台構成の様です。
第1部1幕は「ミッキーバンド登場!」
今回のこの「CENTENIVAL」全体を通じて「ピノキオ」に登場するコオロギが、狂言回しとしてほぼ全編にわたって登場します。この第1部1幕にも、もちろん登場してステージを進行していきます。
どんな舞台になるのかワクワクしながらリンクに注目していると、ミッキーマウスをはじめ、ミニーマウスやドナルドダック、グーフィーといったディズニーの人気者達がミッキーバンドを率いて登場!
軽快なマーチにあわせてミッキーたちがリンクの上を滑っていきます。これからはじまるショーに期待を寄せながらリンクを見つめていると第1幕が終わり、第2幕が幕を開けました。
第2幕は「ピノキオ」
「WHEN YOU WISH UPON A STAR」がホール内に流れはじめるとピノキオのストーリーを追って舞台を進行していきます。
クライマックスは何と言っても、クジラに呑み込まれたピノキオとゼペットが、クジラにくしゃみを起こさせて、クジラのおなかの中から脱出する場面でしょう。
リンクの上を女神やピノキオたちが華麗にスケーティングしている姿は、とてもファンタジックなムードです。
第3幕はマグネットにおいてもおなじみの「トイ・ストーリー」です。
マグネット店内にも置いてあるバズ人形、マグネットではオ○ニー人形と化していますが、ここではスペースレンジャーの勇姿をたっぷりと華麗なスケーティングを通して見せてくれます。
なんだかバズに対するイメージが変わりました。(そもそも、オ○ニー人形として認識している方がおかしいのですが・・・)
第4幕は「美女と野獣」
アニメーションそのままの雰囲気が醸し出されていました。(と言っても、私はこの美女と野獣はキチンとは見ていないのですが・・・)
アニメーションに出てくるキャラクターがリンクの上をユーモラスに滑る様は、なかなか見物でした。
第5幕は「クラシック・プリンセス 華麗なプリンセスとプリンスの世界」と銘打ってディズニーの新旧作品のプリンセスとプリンス達が大挙登場!!!
シンデレラや白雪姫はもちろんのこと、ポカホンタスやリトルマーメイド等も登場し、華やかな世界をリンクの上に現出させてくれていました。
この第5幕は第1部の中で一番の、みどころだったと私は思います。
第6幕は「ミッキーマウスクラブ」
ディズニーと言えば最大のスターは何と言ってもミッキーマウスです!!!
第1部、第2部を通じてミッキーマウスが主人公として登場するのは、オープニングの第1部第1幕とエンディングの第2部第6幕を除けば、この第1部第6幕のみ。
ここではミッキーマウスを通して、ウォルト・ディズニーの一生を語られていました。
考えてみれば、今回の「CENTENIVAL」はウォルト・ディズニーの生誕100周年を記念してのもの、当然と言えば当然の演出。
彼がいなければ、私達は多くの感動にふれる事も出来なかったわけですから、彼の偉業は褒め称えられて当然のことですね。
第7幕は「イッツ・ア・スモール・ワールド エレクトリカルパレードにのせて」
さぁ、第1部のエンディングです。
東京ディズニーランドにおいて、人気のエレクトリカルパレードが今回初めて氷上で再現されるということで、話題になっていたこの第1部のエンディング、リンクの上という限られた空間を最大限に使って、見事に再現していました。
ここで15分の休憩をはさんで第2部へと入るのですが、ここまで飽きることのない内容のショーであったと思います。
特に第2幕の「ピノキオ」と第5幕の「クラシック・プリンセス」が私のお気に入りです。
さて、15分間の休憩も終わり第2部のスタートです。
第1幕は「グーフィーとザンボニ」
ディズニーアニメの名バイプレーヤーである、グーフィーが迷(?)アイスホッケープレーヤーとして登場するのですが、ご想像通りのドタバタぶりで会場内を笑いの渦に巻き込みます。
又、タイトルにあるザンボニですが、スヌーピーファンならばご存じでしょうが、今回はディズニーですのでわからない方も多かったことでしょう。
ザンボニとはリンクの荒れを整備する大型の機械で、見た目は氷上のロードローラーといった所でしょうか。
グーフィーはこのザンボニを相手にユーモラスなショーを展開していきます。
さて第2幕です。
第2幕は「アラジン」です。
ここでの圧巻はランプの精のジニーの魅せてくれる華麗なる魔法の世界です。
特にジニーの分身の術は、リンクの上に20人程のジニーを出現させ、視覚的にも大変面白いものでした。
又、このジニーのスケーティングには目を見張るものがありました。
第3幕は「ムーラン」
ディズニーアニメでは大変珍しいアジアを舞台にしたアニメーション。
これをモチーフにしたこの第3幕では、今回のショーでは唯一のスペクタクルのある構成になっていました。
アニメーションに見られたような戦闘シーンをリンク上で再現するのは限界がありますが、かなり頑張っていたのではないでしょうか。
第4幕「バグズ・ライフ」
さすがにこのあたりまでくると、小さな子は少しむずかる子も、出はじめたようでしたが昆虫たちの繰り広げる愉快なスケーティングは、昆虫たちのそのユーモラスな容姿と相まって、楽しいものでした。
第5幕は「ライオン・キング」
一部には手塚治虫の「ジャン○ル大帝」のパクリという話もありますが、洋の東西を問わずこの手のお話しには、人々を引きつける魅力があるのでしょう。
氷で出来ているはずのリンクが、いつのまにかサバンナの世界へと変貌していました。
第6幕は「ディズニーマジック100周年」
さて、これで「CENTENIVAL」もエンディングを迎えた訳です。
今まで登場してきた、全てのキャラクターが登場してのエンディング!
もちろん、メインはミッキーマウスです。
多くのディズニーキャラクター達が、入れ替わり立ち替わり登場しては華麗なスケーティングを披露してくれます。
いつの間にか氷上は、ディズニーキャラクター達であふれかえっていました。
楽しい時間は、これにて、おしまい。
真夏の夜の夢ならぬ、真夏の昼の夢は私にとって、この夏の良い思い出となったのでした。

大阪プロレス観戦記

2001年7月29日、フェスティバルゲート内にある「デルフィンアリーナ」において行われた「大阪ホリデーパラダイス」を観戦してきました。
私はご存じの方も多いと思いますが、プロレス好きです。今までインディーズ系はFMWやウィングといったものを観戦したことはあるのですが、大阪プロレスを観戦するのは、これが初めてのこと。私がこの日を楽しみにしていたのは言うに及びません。
今回はプロレス観戦は初めてという静菜ちゃん、そして意外にケーブルテレビなどで、たまにプロレス観戦をしている(?)らしい成子ママと3人での観戦となったのですが、みんなが、この大阪プロレスのファンとなって会場を後にすることになるとは、思ってもみなかった事でした。ですがそれほどに、この大阪プロレスは面白いものだったのです。
デルフィンアリーナには指定席も存在するのですが、十分、一般自由席でもプロレスを堪能することは出来ました。
それはデルフィンアリーナ自体がそれほど大きい箱ではなく、プロレスをライブとして実感するには、ちょうど良い大きさであるからでしょう。
観客動員数250人の公式発表がありました。
今日の試合はメインイベントを含めて5試合が組まれています。
大阪プロレスは、メキシコに代表されるルチャ・リブレと呼ばれるプロレススタイルを取っています。
よく知られているのは、「ミルマスカラス」でしょうか。あの「スカイ・ハイ」をテーマ曲にしているプロレスラーがルチャのレスラーです。
ちなみにルチャではレスラーの事をルチャ・ドールと呼びます。
試合前に大阪プロレスのルチャ・ドール達がリングアナウンサーに、ひとりづつ紹介され登場してきます。
登場の仕方は各ドール達のキャラクターをうまく表現していましたが、特に「えべっさん」はその軽妙洒脱なトークで場内を笑いの渦に巻き込んでいました。
もちろん、大トリに登場したのは大阪プロレスの不動のエースであり、社長でもある「スペル・デルフィン」であります。
このスペル・デルフィンですが人気だけのドールではなく、日本を代表するジュニア・ヘビー界の至宝「新日本プロレス」の「獣神サンダーライガー」からピン・フォール勝ちを納めたこともある人気、実力とも「大阪プロレス」No.1ドールであります。
さて、待ちに待った第1試合のゴングが鳴りました。
第1試合は「上方プロレス新人大賞」20分1本勝負がオープニングを飾りました。
戦うは、今年の5月19日にデビューしたばかりのタイガースマスクと高井憲悟のカード。
さて、ここでタイガースマスクについて説明をしておかねばならないでしょう。間違ってはいけないのはタイガーマスクではなく、タイガースマスクであるということ。そう、あの阪神タイガースのタイガースです。
幼少時よりタイガースファンであったという事から、S・デルフィンが彼に渡したマスクが虎のマスクであったといいます。
このタイガースマスク、過去に阪神から公認拒否された経歴があります。その理由は「弱いと困る」いうことなのだそうですが、万年最下位・・・の阪神にそんなこと言われても説得力がない!!!
ですが、このタイガースマスク、さすがに阪神ファンの事だけはあります。なぜかって?それはとても簡単なことです「人気はあるけれど、実力が追いつかない」というところまで、そっくりなのですから・・・。
今まで勝ち星を上げたことのないタイガースマスクですが、よくがんばりました、見どころを作るまではいきました。
ですが結果は9分37秒、ジャーマンスープレックスホールドで高井憲悟に軍配が上がりました。
成子ママのお気に入りのタイガースマスク、今日も白星を上げるに至りませんでしたがこれからの選手です、長い目でみてあげましょう。
第2試合ですが、ジェレミーロペス対ツバサの30分1本勝負です。
ジェレミーはアメリカのトップジュニアと言うふれこみで大阪プロレスのリングに上がっている、イケメンの選手です。
対するツバサはルード(ヒール、昔は悪役とか言われていました。)ながら実力は一級品です。
格の違いというのでしょうか、試合は、ほぼツバサのペースですすみ、12分33秒、スコーピオンデスロックでツバサが勝利を収めました。
第3試合はタッグマッチ30分1本勝負、村浜武洋、和田秀作組対怪獣ゼータマンダラ、ディアブロ組の試合です。
村浜は97年にK−1ジャパンフェザー級トーナメントで初代王者に輝くなど、すばらしい実績をひっさげて大阪プロレスへやってきました。
身体は163cm、70kgと小さいのですが、その格闘センスはとても高く、この試合においても彼の持つ非凡な才能を遺憾なく発揮していました。
しかし残念ながら試合の方はディアブロ選手が和田選手を「悪魔首折弾」(早い話、ウェスタンラリアット)から片エビ固めでのフォール勝ちで決めてしまいました。
ちなみにこのディアブロ選手、他団体の「華☆激」所属の選手です。
ここで、20分ほどの休憩となりました。
休憩の間、会場内の売店において、さきほど試合を終わらせたばかりのジェレミー・ロペス、怪獣ゼータマンダラがグッズの販売を行っていました。
ロペス選手は日本での滞在費用を稼ぐために自身のブロマイドを売っていましたが、売れ行きの方はいまひいとつの様でした。売店を覗いていた私にも「買ってくれ」と執拗に声がかかりましたが、「ごめんなさい」ロペス選手いまひとつタイプじゃなかったので・・・。
この休憩の間に実はある選手のサインを私はもらっていました。誰だと思いますか?
怪獣ゼータマンダラのサインをパンフレットにしてもらったのです。怪獣ゼータマンダラは、プロフィールによると身長40m、体重30000tらしいのですが、どう見てもそんなに大きくは見えない・・・(そんなおちゃめな怪獣ゼータマンダラですが、実力の方は、なかなかのもので技のキレなどもすばらしかったです。)
休憩も終わり、ここからは後半戦です。
第4試合、セミ・ファイナルはスペル・デメキン、橘隆志組対Gamma、ブラックバッファロー組のタッグマッチ30分1本勝負です。
Gamma、ブラックバッファロー、この2人は俗に言う「悪役レスラー」なのです。
実力の方は試合巧者のブラックバッファロー、対してプロレスファン曰く「あいつは弱い!」のGamma・・・ですがGammaには美人マネージャー「フランソワーズ」が付いているのです。私や成子ママに負けず劣らずのナイスバディの持ち主・・・しかしその正体は天王寺近辺のセクキャバのお姉ちゃんといったところでしょうか。
試合の方はセミ・ファイナルという事もあり、双方に見せ場のあるファイトとなりました、最後はGammaが橘に対して、ダイビングヘッドバットを敢行し片エビ固めでフォールを奪い勝利を決めました。
第5試合、ファイナルです。
スペル・デルフィン、くいしんぼう仮面組対ミラクルマン、えべっさん組のタッグマッチ60分1本勝負です。
この試合はファイナルだけあって、試合前から大いに盛り上がりを見せてくれました。
まずはミラクルマン、えべっさん組の入場です。えべっさんは笹とお賽銭箱を持って入場してきました。
えべっさんのリングネームは、だてではありません!デルフィンアリーナにおいて買い求めたパンフレットには、えべっさんの入場時、お賽銭をした観客に笹で御利益を授けてくれる神様で、特にギャンブル運がつくと定評がある、と紹介されています。
私と成子ママも御利益に授かろうとえべっさんにお賽銭をあげ、笹で御利益授けていただきました。実際、御利益の方はてきめんでしたよ。
さてミラクルマン、えべっさん組の入場が一段落すると、スペル・デルフィン、くいしんぼう仮面組の入場です。
まず、くいしんぼう仮面が入場してきました。このくいしんぼう仮面は先に入場しているえべっさんと並んで大阪プロレスの二大スターです。
もちろん、入場もえべっさんに負けず派手です。
パンフレットには、食べることが何より大好きで、食べる喜びを分かち合うべく、お菓子を撒きながら入場する、と書かれています。この紹介文通りのパフォーマンスで、くいしんぼう仮面は入場してきました。
ちなみに、くいしんぼう仮面の撒いていたお菓子は、栗山製菓の「ばかうけ」でした。パンフレットにも、この「ばかうけ」の広告が出てたところを見ると、大阪プロレスのオフィシャルお菓子として公認されているのではないでしょうか。
さぁ、最後に大阪プロレスのエース、スペル・デルフィンの入場です、さすがにデルフィンの入場は華麗でした。
ゴングが鳴り試合が始まりました。
しかし、ここは大阪プロレスです、普通のプロレスとは訳が違います。試合は松井レフェリーを巻き込んでの漫才となりました。デルフィンアリーナが寄席となった瞬間です。
特にえべっさんの笑いにはセンスを感じざるをえませんでした。
試合は笑いをはさみながらも進行していきます。さすがにメインをはるメンバーだけはあります、技のキレやスピード等は今までの試合に比べると段違いです。
試合の方は15分16秒、くいしんぼう仮面がえべっさんを関空トルネードから体固めで勝ちを収めました。
時間にして約2時間とっても楽しい時を過ごすことが出来ました。
マグネットお薦めのスポットですよ!!!

藤村典子的GAY術

私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第9回は大阪プロレスのタイガースマスク!!!

がんばれ!!!!!!                             感想お待ちしています!!

のつくだに 藤村典子的エッセイ (第17回)

21世紀初の秋です。
もちろん、この夏も21世紀初の夏だった訳です。
皆さんはこの夏の思い出を作れましたか?
マグネットの3人はこの夏、各々の思い出を作ることが出来ました。
どこかに遊びになんか出掛けなくても、思い出は作ることが出来るとは思います。
よろしければ、あなたの夏の思い出を聞かせて下さいね。


おしまい

MAGNeTニュースは、皆様からの投稿をお待ちしております。

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